普通 便秘

意外に大事な朝ごはん

スーパー便秘、ストレス性便秘といった特徴のある便秘を紹介してきましたが、いわゆる世間でいう一般的な、いわゆる普通の便秘は、大腸のぜん動が弱くて、便がなかなか先へすすまないために起こる便秘です。

 

医学的にはこのようなタイプのの便秘を弛緩性便秘と呼びます。

 

この弛緩性便秘は女性に多く、十代の思春期の頃から始まる人も多いのが特徴です。

 

派遣社員、華子さん(仮名)も、中学生の頃から便秘に悩んでいました。

 

巷で流行ったダイエットは片つ端から試していたそうです。

 

「2週間便が出ないこともあります。下剤を飾快が出ませんが、下剤を飲まないし便が出ませんが、そのうち市販薬が全然効かなくなってしまいました」と、いうことです。

 

ふつうの便秘は、運動不足も一因ですが、偏った食事やダイエットのために、食物繊維が不足し、腸のぜん動運動が弱くなっていることが主な原因です。

 

「何日も便が出ない」、「下剤を飲まないと便が出ない」という人が多く、華子さんのように、長年、常に市販の下剤を飲んでいる人も少なくありません。

 

よく聞いてみると、華子さんは、朝食を摂っていませんでした。

 

昼も、スナック菓子のようなもので済ませてしまうことがあるそうです。

 

これでは、食物物繊維が不足して、いますから便秘になるのも当然です。

 

腸にはセンサーがついていて、ロから胃へ食べ物が入ると、神経柱伝達物質のセーロトニンを分泌して収縮やぜん動を始めます。

 

朝ごはんを食べることは、ここの腸のセンサーにスイッチを入れるようなもの。

 

朝食を食べなければ、腸は眠ってい承るような状態で、セロトニンを分泌するリズムも狂ってしまいます。

 

朝は腸のぜん動が最も高まり、便意が起きやすい時間でもあり、朝食は1日の食事の中で最も重要な食事といっても過言ではありません。

 

毎日朝食をとることは、生活習慣病の予防にも重要ですが、腸のぜん動を強め、便意を促し便秘を予防するためにも大切なのです。

 

また、食事の量が少なければ、便のカサが増えないため、まとまった便にはなりません。

 

正常なぜん動を促すためには、スナック菓子やのど越しのよいものばかり食べず、食物繊維が豊富な食事をとって便のカサを増やす必要があります。

 

身だしなみを整えたり、家族の食事の用意をしたり、朝は女性にとって忙しい時間です。

 

それでも、ほんの少し早く起きてみる、前の日から簡単に朝食の準備をしておくなど、何かひと工夫をすれば、朝食がとれるようになるのではないでしようか。

トイレで読書はNG!

そうかといって、便意もないのにトイレに行くのも禁物です。

 

外出前、出勤前に、トイレに行っておこうというのはよいのですが、ちよっと座ってみて、もし便が出なければいったんトイレを出てみてください。

 

長時間座っていきみ続けるのはやめきしょう!

 

トイレで必ず本を読む人もいるようですが、これもNGです。

 

トイレに本を置いている人の中には、便意があってトイレに行くわけではなく、習慣的にトイレに入り、便意が来るまで待っている人も多いのではないでしようか?

 

便意もないのにトイレに行けば、いきむことにつながります。

 

また、長時間便座に座れば、いぼ痔を誘発することにもつながります。

 

いきみ過ぎると、女性の場合はスーパー便秘の原因となる直腸痛になることもありますし、直腸脱といって、直腸がだんだにん肛門のほうにたるむようになって、直腸が出てきててしまうことがあります。

 

高齢の女性に多い病気ですが、女性や男性にも起こります。

 

手術で治すことはでさますが、患者さんたちに聞いてみると、皆さん、排便のときにいきむ癖があるのです。

 

スーパー便秘、いぼ痔や直腸脱を予防するためにも、トイレに入って3分間便が出なかつたら、1回切り上げるようにしましょう。

 

排便のときには、できるだけいきまないようにしてください。

 

出るまで粘ってもいいことはありません。

 

便意が来てから、さっとトイレに行くのが基本です!

1杯の水がいいワケ

ふつうの便秘の人は、朝、起きてすぐにコップー杯の水を飲んでみきしょう。

 

水を飲むことで腸のセンサーにスイッチが入り、自律神経がリセットされて副交感神経にスイッチが入り、セロトニンが分泌されて腸のぜん動が活発になります。

 

便が固い人や便秘がちの人は1日の内にとる水分が不足していることもあります。

 

水分を多めにとると、軟らかい便がスムーズに出る場合があります。

 

食物繊維のサプリから1000mgぐらいと、余分に水かお茶を飲むようにしてください。

 

朝の水は牛乳でもお茶でもよいのですが、日本人には、牛乳で下痢をする体質を持っている人がいます。

 

下痢をする人は冷たい牛乳は避けましょう。

 

また、ストレス性便秘の人には、朝の水は逆効果です。

 

もともと下痢気味の人が起きぬけに冷たい水を飲むと、さらに悪化する恐れがあるので注意してください。

 

 

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